帝国軍戦闘機械獣 EZ-027
レヴラプター

EZ-027<レヴラプター>は西方大陸戦争中期に、EZ-026<ジェノザウラー>と平行して開発されたヴェロキラプトル型汎用歩兵ゾイドである。
開発当時、解析が進んでいたオーガノイドシステムを可能な限り搭載したジェノザウラーに対し、安全性・操作性を考慮して低めに設定されたオーガノイドシステムが搭載されている。
それでも戦闘能力は従来の小型歩兵ゾイドの範疇を超え、中型ゾイドクラスと言われている。

レヴラプターは、オーガノイドシステムによる高い闘争本能を活かした接近戦を主なスタイルとし、ストライクハーケンクローやカウンターサイズといった格闘武器を装備。
被弾率の高い前面には複合装甲も採用している。

初陣となったZAC2100年4月の南エウロペ大陸・エルガイル海岸の戦いでは、物量作戦によりゴジュラスをも打ち倒している。
後に技術のリークにより共和国側に同じ野生体をベースとしたRZ-030<ガンスナイパー>が登場する。
運動性と装甲を前面に押し出した格闘機であるレヴラプター、火力支援から接近戦までこなすオールラウンダーのガンスナイパー。
開発コンセプトの違いはあれど、総合的な性能は互角であった。


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2011.01.03

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