帝国軍戦闘機械獣 EZ-034
ジェノブレイカー

全長:23m  全高:13.7m  重量:137.5t
最高速度:345km/h  乗員人数:1名

  

リッツ・ルンシュテッド中尉の先行型ジェノザウラーとブレードライガーの交戦データを参考にジェノザウラーを強化した機体。

ジェノザウラーはブレードライガーよりも兵器としては総合的に上であるが、単機同士の戦いでは格闘能力に優れたブレードライガーが有利であることから、ジェノザウラーも格闘能力を強化する方針となった。

一番の追加兵装は、エクスブレイカーを内蔵したフリーラウンドシールドに加え荷電粒子コンバーターとウィングスラスターを備えた背面のブレイカーユニット。
フリーラウンドシールドは遊撃戦でその力を発揮、荷電粒子コンバーターにより荷電粒子砲の出力が30%向上し連続発射も可能となった。さらにレーザーチャージングブレードとウェポンバインダーも装備している。
数々の強化の結果、ブレードライガーを大きく凌駕する機体として生まれ変わった本機であるが、その操縦性は先行型ジェノザウラーよりさらに劣悪なものとなり、最も扱いが難しいゾイドの1つとなってしまった。

1号機は技術部にジェノザウラーの強化を要請したルンシュテッド中尉自らが搭乗。西方大陸戦争末期、遊撃任務に出撃している。
帝国軍公式記録では、西方大陸戦争が終わるまでにジェットタイプ含め10機が生産されたとなっている。しかし、上記のような操作性であるため実際に運用されていたかは定かではない。


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2011.04.22

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